絵の進め方

 こちらは日本画体験会の際に、お手本として作ったリンゴの絵です。

 骨描き→墨入れ→黄土で彩色→朱で彩色、という基本的な絵の具の使い方を示してあります。

 骨描きのより前に、写生→構図を決める(動き、明暗、色彩の計画)→、という手順があります。本画を描き始める前のこの手順を飛ばしてしまいたいと思う人は多いのですが、実は、ここが絵の方向性を決定づける最も大事な部分です。